朝目を覚ましてから、明かりを消して眠りにつく夜まで、お茶はそれぞれのシーンに香りと余韻をもたらしてくれます。忙しい朝にこそ、カラダに優しく染みわたる一杯。余裕があるお昼は、丁寧に淹れる、至福の一杯。一日の終りには、お疲れ様とねぎらいの一服。
ちょっとした手間まで愛おしく思う、とっておきの一杯は待つことも美味しさのうち。ふと目を閉じて、湯のみから立ちのぼる香りを吸い込んでみれば、まわりの風景も違って見えます。お茶のある生活は五感の楽しみに満ちています。
自分だけのお茶のある風景を、もっと自由に楽しんでいただきたい。そんな想いで「先春園本店」は160年前から、そしてこれからも変わらずに、日本人のひと時に、心のひと息を届け続けます。
160年前、今、そして、これから、という時の流れの中で、先春園本店が大切にしてきたもの、それは慌ただしく過ごす毎日のなかで、「ひと息つく」こと。たんに商品としてのお茶を提供するだけでなく、ひと息つける時間 「ひと時」のために、これからもさまざまな提案をしていくことを約束します。